ポジティブが良いわけじゃない。

先日、とある人からメールをもらい、その人の署名エリアのところにこんなスローガン(モットー)が書かれていました。

Stay Positive No Matter How You Feel…
どんなふうに感じていてもポジティブでいましょう

・・・この言葉、一件良さそうに聞こえるのですが、潜在意識の仕組みを知っている方なら、うーむと思うかも。

(まあこの文章を書いた人がどういう意味で書いているかにもよりますが。)

2015-07-08 20.23.30

リカさんとリカちゃん人形(本文と何の関係もございませんw)

ネガティブになるときがあっても良い

先ほど紹介した文章の本当の意味は分かりませんが、時々、「私はネガティブになるときがあるんです」とか「○○な時どうしてもネガティブになってしまうのですが、どうすればよいですか?」というご相談を受けることがあります。

 

どうすれば良いかと言うと、

・・・どうもしない(^^)/

 

 

「ネガティブ」とか「ポジティブ」というのはそもそも、感情に対してその人が勝手にラベルを付けただけのこと。

全ての感情に対して
ポジティブもネガティブも本当はありません。

全ての感情は重要です。

だから一つ一つの感情を「こういうことは感じてはいけない」と否定するのではなく、感じ切ることが重要。

一般的には、喜怒哀楽のうち、喜と楽は「ポジティブな感情」で、怒と哀は「ネガティブ」とみなされているようですが。

 

どんな時でも(いわゆる)ポジティブにいなければ、というのはつまり
「(いわゆる)ネガティブ」を否定することだから。

つまり、ネガティブなことに対して「ネガティブ」ということ!

だから、全然ポジティブではない!

・・・んですよねぇ。

 

いつでもポジティブでいなければならないと思うと疲れます。

 

感情は感じないと昇華しない。

特定の感情を感じていることは、人間だから当たり前です。

悲しいと感じるのならそれでいいし、怒りを感じるのならそれでよい(怒りって実は”二次感情”ですけどね。)

嫉妬を感じたり、面倒くさいと思うのならそれでよいと思います。

そう感じているのだから、感じていること自体はOKです。

ただ、それを感じている自分を否定するとか、「ダメだ」と思う必要はないです。

 

なぜなら、

感情を認めて感じ切ってあげないとと流れていかないから。

 

否定された感情は心の中に残る

押し込めても押し殺すと、そのまま残り続け、別の形で出てきます。

何度も何度も形を変えて、同じ感情が出てきます。

例えば、小さいころに両親に愛されていないと感じた感情が昇華されていない場合、両親との会話の中で小さなことに腹が立ったりします。(大人になっても)

 

だから感じたときに、そのまま感じて受け止め感じ切って昇華させることが重要。

その後で、今目の前の状況に対して「どうするか」と建設的に進んでいけば良いと思います。

泣き叫んでいる子供に「やめなさい」と言ってももっと泣き叫びますよね?

それと一緒です。

 

 

ここら辺のことは、去年公開された映画「インサイド・ヘッド」(原題はInside Out) を見ていただけるとよく分かるかも。

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