今日ご紹介する「アサーティブな考え方」はこちら↓
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私が今「反応」する必要はありません。
私は、「対応」するタイミングを選択する権利があります。
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今日は英単語のクイズを一つ。
あなたはreaction (リアクション)という言葉と response (レスポンス)という言葉の意味をご存知ですか?
はい、両方とも「反応」と訳されます。
そして同じように使われることもあります。
ですが、この二つの単語のニュアンスの違いはご存知でしょうか?
私からしてみれば、この二つの単語はかなり違う。
Reaction は、外からの刺激 (action) に対する、無意識にでてくる「反応」です。
感情がむき出しになることもあります。
防衛的になることも。
受動的なイメージです。
Response は、外からの刺激に対して、あなたが意識的に決めて行う「反応」です。
感情的に基づいた response をする人もいますよ、勿論。
ですが、reaction との大きな違いは、意識的に「選んでいる」ということ。
能動的なイメージです。
無意識か意識的か、という違いはかなり大きいです。
なぜなら、主導権がどちらにあるかが変わるからです。
あなたが無意識のリアクションをしているとき、
あなたの人生の主導権はあなたにありません。
あなたにアクションをしてくる人、出来事、まわりの状況があなたの人生を決めます。
「~さんがこう言ったから私はできなかった」
「○○がないから、私はできない」
など。
これらすべては、リアクション。
外的要因に対するあなたの自動的で無意識の反応です。
レッスン1でご紹介いたしましたが、私たちは「その場」で「反応(reaction)」 する必要はありません。
トイレに行くなり散歩なり、その場を離れて、一呼吸おいてから「対応・応答(response)」するという「選択」もある、とまず知ってください。
それができないんだよ、とおっしゃるかもしれません。
とりあえず今の時点では知っておいてください。
もう一度思い出してほしいのですが、
1.知らないからできない
2.知っているけどできない。
3.意識すればできる
4.無意識にできる
の段階の2番まで来ているということですからね。
つぎは3番ですから。
それではまた明日。