ビジネスを始めてから学んだことがあります。
人に協力してもらいたいときは、言葉でちゃんと言わなければダメだということ。
そして自分が出した言葉の結果がそっくりそのまま返ってきます。
そしてその言葉が具体的であればあるほど、具体的な結果が返ってきて
具体的ではなければ、具体的ではないものが返ってきます(あるいは何も返ってこないか)。
なので、「なんでもいいよ」と言えば、なんでも良いものが返ってきて
「いつでも良い」と言うと、相手は本当にいつまでたっても返してくれません。
(もちろん相手によりますが。)
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アサーティブになりたければ「いつでも良い」「何でも良い」は言わない。
(もちろん、本当に何でも良いのなら言っても良い。)
・・・で実を言うと、値段交渉に関しても同じことが言える。
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私はアサーションを知ってから意識的に観察してきましたが、
「急いでおりませんので、お手透きの時にご返信ください」と伝えると返信が来ないことがあります。
ですが同じ相手に「次のセッションの日程を今週末までに教えてください。
セッションの間隔は各クライアントにお任せしていますが、
習慣を取り扱っているので間が空きすぎると忘れてしまう可能性があります。
また契約に記してある通り、プログラム開始から5か月以内にすべて終わらない場合、特典が消滅します。
お忙しいとは思いますが、なにとぞご協力お願いします」
などと言うように書けばすぐ返事が来ます。
(※ちなみに、守秘義務のため詳しくは書きませんが、私も似たようなメールを送って効果を実証済みです。)
期限を付けて、それを守ると、あるいは守らないと、どうなるかをクリアに書きます。
また、「・・・で実を言うと、値段交渉に関しても同じことが言える。」の部分は、ビジネスしている人に当てはまりますね。
値段の設定をするときにこっちがいくらです、とはっきり言ってあげると相手はそういうものだと受け取ります。
ですが、「逆にいくらが良いですか?」と相手に聞いてしまうと、相手がとまどったり(相手も分からないので)逆に相手が主導権を握ることになります。