しつこい勧誘や説得を断ち切る方法(宗教・ビジネスの勧誘など含む)

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しつこい勧誘や説得を断ち切る方法(ブロークンレコード)

 

しつこい勧誘や説得をされたことはありますか?

わたしは何回もあります。

興味のない宗教団体やネットワークビジネスなど。(※宗教やネットワークビジネスが嫌い・反対ということではなく、それらに属している方々を応援しておりますが、「私にとって興味がないグループ」というところを強調させてください。)

 

特にビジネスを始めてからは、「人脈が広そうに見える」らしく、いろんなビジネスにかなり頻繁に誘われます。ネットワーク以外にも、コラボレーションしましょう、こういうアイデアがあるのでやったらどうか、など。

そしておそらくアメリカに住んでいる日本人なら「あるある」かもしれませんが教会に誘われたり(教会は好きです)、私の場合、それ以外にもありとあらゆる自己啓発~宗教団体に誘われます。固有名出しませんが、申し訳ないけど「あやしい」と思えるようなものも結構誘われたり、パッと見、あやしくはないんだけど知っていくうちに「これはないな」と思うような団体もありました(その時の経験はいつかまた別の機会に書きますね。)

 

それで、若い頃は断ったら悪いとか、断ると友情関係が崩れるのでは、と思ったのですが、今はなるべく早い段階で断るようにしています。早く断れば断るほど、相手の時間も無駄にしないので Win-win だと思います。

ただし、すでに断っているのに、説得しようとしたりいろいろ理由を聞いてくる人がいます。そんな時に使えるのが、「ブロークンレコード(壊れたレコード)」というアサーションスキルです。

 

「ブロークンレコード(broken record 壊れたレコード)」とは

これは、あなたが言ったことに相手が従わない時に、全く同じ文章をその人が言うことを聞くまで繰り返す、というものです。

壊れていて何度も同じ箇所を繰り返すレコードのように、ということです。

アサーションスキル「ブロークンレコード」

 

 

例文を見たほうが早いと思うので私が実際に使ったものをご紹介します。

(相手)りかさん、私、○○というイベントがあるんだけど(ネットワークビジネスのイベント)いっしょに行かない?

(私)ありがとう、でも興味ないかな~

(相手)でも、多分、あなたにとってもいろんな人と出会って人脈を広げるチャンスだと思うけど

(私)そっか、でも興味ないかな。

(相手)そうなんだ、じゃあ別のイベントが来週の木曜日にあるんだけど、来て。

(私)ありがとう、でも興味ない。

 

なんとなく、同じ文を繰り返すのは変な感じがするかもしれませんが、実際にやってみるとそうでもありません。

 

そして、実は毎回違うことを言った場合、ついつい新しい情報を導入してしまうことがあります。

例えば、「興味がない」以外に、「前もそんなようなイベントに行ったことがあるけど自分には向かなかった」などと付け加えてしまいたくなります。ところが説明しようとして新たな情報を与えれば与えるほど、相手に反撃の「隙」を与えてしまいます。「そうなんですか、どういうイベントだったんですか、どういう団体だったんですか?あーうちのグループはちがいますよ」など。

 

一方「興味がない」のみを言い続けると、それ以上、入り込む隙がない。

ちなみに、アメリカに住んでいる方は(アメリカ在住の読者が多いので)、”Thank you, but I am not interested.” などを繰り返すとよいと思います。他にこういう状況で使えそうなフレーズは、“Sounds great, but I don’t think it is for me.” (よさそうだけど自分には向いてない)

 

 

もう一つ例を見ましょう。

(飛び込み営業マン)はじめまして。私は××会社のジョンといいます。御社でオフィス用品のニーズがないか伺いに来ました。

(私)そうですか、でもオフィス用品のニーズは間に合っております。

(営業マン)御社で決定権を持つ方とお話しできませんか?

(私) 間に合っております。

(営業マン) 弊社のカタログをご覧になりませんか?

(私) 間に合っております。

 

これで例えば、「決定権を持つ上司の方とお話しできますか」と言われたときに「彼は今外出中です」などどいってしまうと、「いつ戻られますか?」などと余計なことを聞かれるので、徹底して同じフレーズを繰り返します。アメリカの場合は、We are not interested というフレーズなどが良いかと思います。

 

「ブロークンレコード」はしつこい相手を断ち切る以外にも

  • クレーム処理などでずっとどなりながら話す相手にたいして 「落ち着いてください (Please clam down.)」を何度も繰り返す、
  • 抜けたい団体(ブラック企業、カルト宗教団体、その他怪しい団体や、怪しくなくてもいろんな人が引き留めてきそうなグループ)に辞める理由を聞かれたとき「個人的な理由です。 (Personal reason)」あるいは「シェアしたくない」などを繰り返す

などです。

ブロークンレコード

特にカルト団体などは、何か理由を言えば言うほど、「説得」しようとしてくるので、極力何も言わずに去っていったほうがよいです。(実際に知っているケースに基づいての意見です)

説明をしようとすればするほど、相手にあなたの理由が適切かどうかジャッジする余地・主導権を与えてしまいます。

 

あなたは相手の許可を求める必要はないし、理由も述べる必要はありません。

 

もちろん、相手や状況によって言い方をもう少し丁寧に(礼儀正しく)したり、お世話になった人だから理由ぐらいは述べたほうが良いと判断すればしてください。

ですが、すでに断っているのにまだしつこく言ってくる人がいた場合、あなたが弁明や説明をしたり、あいてに「わかってもらう」必要はないということを念頭に置いておいてください。