*この「アサーティブな一言」はプログラム参加者に送るメルマガのバックアップです。プログラムに参加していない方が読んでも意味が分からない部分もありますのでご了承ください。
今日ご紹介する「アサーティブな考え方」はこちら↓
私は何をやって、何をやらないのかを自分で決めます。
私たちは自分でやること・やらないことを決めています。
それは当たり前に聞こえるかもしれませんが、案外理解できてなかったりします。
例えば、時々私たちはこういうようなことを言ってしまいます。
- あの人がこういうことをしたから私は腹が立った。
- 私の上司がきっと怒るだろうからこんなことは言えない。
これらの言い方の裏にあるのは「自分には選択肢がない。そうするしかない」という考え方です。
別の言葉で表すと、「被害者意識」です。
他人の言動によって自分の行動が決まってしまうという責任転嫁です。
ですが例えそういう風に思えてしまったとしても、私たちはどんな時でも自分でやること・やらないことを決めています。
どんなに相手が強制してきたから「私はやらされた」ということができたとしても、その強制に従うか従わないかを決めているのも自分です。
かといって、いつなんどきも正直に言いたいことを言ったりやりたいことを「やらなければいけない」ということでもありません。
自分の意志で、他人が言う通りに従ってもいいです。
いずれにせよ、重要なのは他人に従うことなのか、自分に正直になることなのかではなく、
「自分で選択しているかどうか」です。
あなたが自分の意志で選んでいるという感覚が重要です。
自分の意志で相手に合わせる例を一つ挙げます。
「Aさんがショッピングに一緒に来てくれないかな、と誘ってきた。
Aさんは明日出席するパーティの服を探すのに助けが欲しい、とのこと。
私はあまりショッピングに興味がない。
本当ならば行きたくない。
でも、Aさんは大切な友達だし、彼女が私を必要としているのなら、私は行こう。」
このように決断することは、「Aさんが頼んだから私はいかなければならなかった」というよりも、ずっとストレスがたまりません。
もう一度書きますが、私たちは何をして何をしないのか、自分で決めています。
なので誰かのせいで、そうしなければならなかったと言うことはありません。