少し時間が経ってしまったのですが、先日とある素敵な方の主催で、「一分で夢をかなえる自己紹介の仕方」という限定セミナーをいたしました。
なぜ自己紹介が夢につながるのか
内容を要約するとそれこそ1分くらいで終わってしまいますが、「自己紹介の際にただ名前を職業を言うだけではなく、目的に応じて特定の内容を盛り込もう」というものでした。
まず参加者の皆さんに1人1人自己紹介をしていただき、その後「次につながる」自己紹介のフォーマットとその解説をし、その後もう一度皆さんに自己紹介していただきました。
そして1人1人の自己紹介について、フィードバックをしていきました。
最初は「自己紹介は苦手だ」とおっしゃっていた参加者の方々も、「自己紹介は楽しいかもしれない。」と体感していただけたようです。
実際にやってみて(アウトプットして)フィードバックを受け取るという部分がセミナーの重要な部分であり、知識の伝達や解説だけをしても本当の意味で「腑には落ち」ませんし、考え方は変わりません。
・・・ですがそれを踏まえながら、内容をちょっとだけシェアいたします。
「自己紹介って何を言えば良いのか分からない」とか「ただ、名前と職業と住んでいるところを言えばいいんでしょ」と思っている方が多いかもしれません。
そのような方に一つお知らせが。
それは、
あらかじめ準備しておけ。
ということです。
予め準備しておけば、何言ってよいか悩まなくてよいのです。
アメリカでは、「エレベーターピッチ (Elevator pitch)」という言葉があります。
「エレベーターピッチ」とは
エレベーターの中で居合わせた人に、目的の階に着くまでの間に、自分や自分のビジネス・商品等に興味を持ってもらえるような短いプレゼンテーションのことを指します。
だいたい30秒から2分くらいの間に、自分が相手にどういう価値を提供できるのか・自分がお願いしたい事などをまとめてあらかじめ用意しておけ、と言われています。
人生、いつどんな時にチャンスが訪れるか分かりません。
自分のビジネスに投資してくれる人とエレベーターで居合わせるかもしれません。(もともとはそのようなアイデアから「エレベーターピッチ」という言葉ができたそうです。)
そんな時に、いつでもサラッと自分のことを説明できるようにしておけば、チャンスをすぐつかむことが出来るかもしれません。
そしてあらかじめ用意しておけば、緊張しにくいです。
私も自己紹介のおかげで「次につながった」経験があります。
「私はコミュニケーションコーチをしているのですが、企業で研修をしたいと思っています」や「本を出版したいなと思っております」とサラッと自己紹介の最後の方に言っておくことで、その後、情報提供や話しをつなげてくれた方がいらっしゃいました。
そのため、あんまり関係ないなと思っても、自己紹介で夢をサラッと(1,2文で)言うようにしています。
そうすると、
なんか次につながる・・・かも。
不思議と言えば不思議なのですが、当たり前と言えば当たり前。
恥ずかしいとか、笑われるとか思うかもしれませんが、
つべこべ言わずにとりあえず、言っとけ。
釣り糸垂らしているイメージです。そうすると、何かどこかで魚がひっかかるかもしれない。