今の自分のコミュニケーションパターンを知る
こちらのレッスンでは今、あなたが現在持つコミュニケーションパターンについてみていきましょう。まずは動画をどうぞ。
さて、コミュニケーションスタイル(タイプあるいはパターン)は4つあると言われています。その4スタイルそれぞれについては動画で説明しています。説明を聞きながら、あなたや身の周りの人がどのスタイルに当てはまる要素を持っているか考えてみてください。
またこちらの記事にも、内容は重複しますがそれぞれのパターンについて細かく説明しています。

このサイトで何度も同じことを繰り返しますが、この4つのスタイルは「性格」ではありません。
「私の上司はすごく嫌なヤツで、いつもイライラ怒鳴り散らしている。」「私はシャイで、自分の意見を全然言えません。人の目ばかり気にしている。」という人がよくいます。
私たちは多かれ少なかれ、4つのコミュニケーションスタイルをすべて持っている
実は私たちは、4つのコミュニケーションを状況や相手、あるいは自分の状態によって使い分けています。
あなたの上司は会社では「イライラ怒鳴り散らす嫌なヤツ」かもしれませんが、家では奥さんの尻に敷かれているかもしれません。家では反抗期の子供に無視や馬鹿にされていて、自分の子供に対して言いたいことが言えない気が弱い親かもしれません。
また、外では「シャイで言いたいことが言えない」という人でも、じつは内弁慶でご自分の家族に対して怒鳴り散らしているパターンもあります。あるいは配偶者や恋人に、ひどいダメ出しをしている、という方もいらっしゃいます。
つまり、「イライラしている人」も「シャイな人」も、常にそうではない、ということです。ある特定の要素がそろったときに、そういう傾向が強くなる、というだけなのです。例えば、特定の相手や精神状態、環境や状況など。この無意識の傾向については、詳しくはレッスン5の動画で説明いたします。
今回の動画を見ながら、あなたはどういう状況でどのパターンになりやすいか、考えてみてください。
(2023年10月4日更新)
「人生の主導権を自分に戻す(アサーション・イントロ・レッスン目次)