コミュニケーションパターンを変えるには
昨日の動画では、コミュニケーションパターンはストレスと関係しているということをお話ししました。
また、これまで何度か、コミュニケーションパターンは無意識のものであるとも説明いたしました。
そして多分あなたは、「じゃあどうすればよいのか」と思っていらっしゃるかもしれません。
今日のレッスンでは、どうすればよいのかをザックリ紹介いたします。
生活習慣を正してストレスレベルを下げる:
具体的には、食生活・睡眠時間・運動など、規則正しい生活を送ることが大切です。
これらを整えると、ストレスの影響を受けにくくなり、無意識のコミュニケーションパターンが起動しにくくなるんです。
食生活が乱れていると血糖値が急激に上がり下がりするため、イライラしやすいなど、精神に悪い影響があります。
睡眠時間が少ないとイライラしやすいということも、経験したことがある方も多いかもしれません。
そして運動はストレスレベルを下げると言われています。
ストレスの根源を断つ
身の回りであなたがストレスを感じていることがあれば、それを書き出してみてください。
例えば部屋が汚すぎるという小さなことから、家族内のいざこざなど大きなことまで。
すぐに解決できるものであれば、すぐく解決してストレスを一つ減らしましょう。
ストレスを感じるものが減れば減るほど、やはりストレス反応が起こりにくくなります。
(単純明快ですね!)
心の中の地雷を減らしていくこと。
前回の動画で説明した通り、ストレス反応はアレルギー反応と同じです。
出来事そのものは悪くないんです。
それよりも、あなたの心(潜在意識)がなぜかその出来事をストレスと解釈して反応を起こしていることに注目すべきなのです。
例えば、あなたの上司が不機嫌そうにしていたとします。
ある人はそれを見て「上司にまたどなられる」とビクビクしてしまうかもしれません。
そしてその結果、おどおどしたり、上司に言いたいことが言えなくなってしまうかもしれません。
ですが、一方、別の人はその上司を見てもまったく何も影響を受けないかもしれません。
つまり、同じ出来事が起こっても、人によって解釈がちがうということです。
アサーティブな考え方と言い方を学び、身につける。
最終日である明日のレッスンにて、アサーティブコミュニケーションを学ぶとどうなるのかもう少し見ていきたいと思います。