
以前に、「伝われば英語が完璧でなくてもいい。
ネイティブみたいに話せ(話さな)くても良い。
伝わることの方が大切。
ただし、伝わればですよ。」というとあるところで書きました。
そのときに、
「その考え方ではダメです。
日本人の発音だと伝わらないのです」
「ネイティブは訛りのある英語を聞くと教育を受けてない人だと思う」という意見等をいただきました。
私は「伝われば」と最初に書いたので、そもそも伝わっているってことが前提でお話しました。
伝わらないのであればそりゃモチロン、勉強すればよいのではないでしょうか・発音練習すればよいのではないでしょうか。
そこに異議はありませんよ。
・・・ただ、英語間違っていても説得力があったりリーダーシップを図れる人はたくさんいます。
訛った英語で国際スピーチコンテストで世界1位(2位だったかもしれない)を受賞した方もいらっしゃいますし、英語訛っててもコメディアンとして活躍している外国人もいます。
私も実は英語なまっていますし完ぺきでは決してないですが、米系新聞社に就職し(労働ビザスポンサー付きで)、私の書いた文章が新聞に載っていました。
また、LAエリアでのユーモアスピーチコンテストのファイナリストにまでなりました。
よって、実体験をもって言いますが、英語が完璧でなくても心に響く伝え方をしようと思えばいくらでもできます。
逆に英語完璧・ネイティブでも説得力ない人もいます(たくさん。)
話しがつまんない人もわかりにくい人もたくさんいます。
私が「伝わればよい」と言ったのはそういうことで、英語力とは別のところにある
「伝える力」
「心に響かせる力」
「説得力」
「言いたいことを的確・具体的に伝える力」
のことを指しています。
「心に響かせる力」
「説得力」
「言いたいことを的確・具体的に伝える力」
のことを指しています。
そして「教育を受けてない人だと思う」に関して言えば、私の印象ではそんなことを(外国人の英語に関して、ってことですよね?)いう人の方が少ないと思います。
私は反対の立場になって考えると訛りがある日本語を話している外国人を見て教育を受けてないなどとは全く思いません。
むしろすごいと思いますが。
(デーブスペクターさんとか。)
もし訛った日本語を話している外国人の訛りを馬鹿にする人がいたら、「あなたは何か国語を完璧に喋れるの」とツッコみたくなります。
もちろん考え方は人それぞれですが。バイリンガールさんも動画のコメント欄にこう書いてらっしゃり、同感なのでシェアいたします。
以下、引用です。
「少し誤解を招くような言い方をしてしまったかもしれませんが、決して発音はどうでもいい、全く気にしなくていいよ!
と言っている訳ではありません。
(極端 に捉えられている方もいるみたいなので)
発音がめちゃくちゃだとそもそも伝わりません。
でも、多くの日本人が目指している完璧な発音と伝わる発音には ギャップがあると思います。
そして、伝わる英語に必要なのは発音だけではなく、避けてしまいがちな文法、語彙力もです。」
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