「夢を追いかける」のはやめた
つい数年前まで “Follow your dream. (夢を追いかけよう。)” という表現が好きでした。
ですが、2014年あたりから「追いかける」というイメージを持たなくなりました。
「夢を追いかける」って言うとなんか、自分が自分じゃないものを追っかけているイメージ。
さらには、一生追っかけているイメージ。
今私が持っているイメージは、私はこの場にいて夢がこちらにやってくるイメージです。
自分が釣り人で、釣りをしています。
あるときは変な(笑)魚がつれたり、ある時は全然つれなかったりします。
夢を「釣る」ために必要なこと
自分が望んでいる魚を釣るためには、餌を変えたり、釣竿を変えたり、いろんな条件を少しずつ変えていきます。
そのためには、
ひたすらデータ収集します。
そうするとだんだん、どうすれば思った通りの魚が思った数取れるのかが分かってきます。
そしたら気が付いたら、欲しかった魚が釣れています。
自分はそのままで変わっていないのに、夢だと思っていたことが普通になっている。
釣りって私やったことがないので何とも言えないのですが、実際そのような感じなんだそうです。
魚が釣れるところに行って、釣り糸垂らせば魚が釣れるのかと思ってましたが、実際は同じ場所で同じ条件で釣りをしても、うまい人のところに魚が行くらしいです。
そして、うまい人というのは、釣り人としての自分を理解している人・自分だけのスタイルを見つけた人らしいです。
それを「あ、こっちには魚がいない」「あっちの方が魚がいそう」って移動ばっかりしていると、
肝心の釣りをしていないから、魚はつれません。
それなのに、ずっと「場所が悪い」「魚がいない」「釣りのテクニックをもってないから」と言ってしまいます。
人や状況のせいにする前に、とりあえず目の前の魚に集中しませんか。