この記事を読む前にまず、こちらをお読みください。
この記事では、そもそも、なぜ「アサーションを学ぶとよいのか」について、私個人の経験について書きます。
では、アサーションを学んで言いたいことをサラッと言うようになったらどうなったのか。・・・代表的なことを3つシェアいたします。
その1. 嫌いな人が減り、好きな人ばっかりになった。
まず、「嫌いな人」が急激に減りました。
いたとしても、ほぼ気にならない。自分のこと・あるいはゴールにフォーカスしているので、批判されてもあんまり真に受けなくなりました。
前は言いたいことを言うと嫌われて人が去っていくのではないかと思っていました。
実際のところは言いたいことをサラッと言うから人が去るということではなく、伝えないからこそ本心ではないひどいことを伝えてしまったり、最善ではない伝え方を選択してしまうから、去っていくということが分かりました。
また、自分が興味のないお誘いや、やりたくない頼まれごとはサラッと断れるので、誘ってきた人・頼んできた人に対する嫌な思いがなくなりました。
同じく、嫌な感じで批判されても、サラッと対処するので、批判してきた人に対する嫌な思いがなくなり、結果としてその人たちが嫌いではなくなったし、その人たちも批判しなくなった。
私が「これ嫌だな」と思う人の特定の言動は、具体的にどこをどうしてほしいのかをすぐ伝えるようになったので、その人のことを嫌いにならずにすみますし、ため込んでどっかーんがなくなりました。
時々に私のできる限りでアサーティブに対応しているのにも関わらず、逆ギレしてくる人はいらっしゃいます。ですが、私がふっかけられた口論に乗らないため(かといって向こうの言いなりにもならないので)、9割の人は後で自分で気づいて謝ってくれたりフォローしてくれたり、落ち着いて具体的な提案をしてくれるようになりました。そのため、結果的にその相手との関係性が深まるケースが増えました。
ですが、先ほど「9割」と書いた通り、何をどうしても去って行ってしまう人は時々います。
また、こういうブログをしておきながらも、私もいつも完ぺきではないことと、やはりみんな考え方や受け止め方が違うため、うまく伝えない場合や分かり合えないことも全くないわけではありません。ですが、自分はベストを尽くしたんだという思えるので、不要に落ち込まなくなりました。
その2.ストレスが減り、体調が良くなった。
「ストレスとコミュニケーション」とは、「鶏と卵」のような関係だと思います。どっちが先か。
これを読んでいる皆さんも、ストレスがたまっていてついカーッとなってしまったという経験はありませんでしょうか。
おそらくすべての人があると思います。
ストレスが溜まっている・精神状態が安定していないと、せっかく「適切な言い方」を知っていたとしても、それを実行できません。そして、意図しないコミュニケーションスタイルを続ける結果、更にストレスが溜まります。
悪循環ですね。
一方、精神的に余裕があれば、コミュニケーションスタイルにも良い影響があります。そしてコミュニケーションがスムーズにいけば、ストレスがたまりにくい。
好循環です。
その3. 顔が変わった
「コミュニケーションスタイル」は目に見えるものではないので、文章では伝わらないかもしれません。
ですが、私は目に見えないものだけではなく、見た目も変わったと思います。それでは衝撃のビフォア・アフターをご紹介いたします。
準備はよいですか?
私だけだと信憑性に欠けると思ったので、2015年にアサーションプログラムを共同運営した福岡県在住のカウンセラーである原井ヒロノリさんのビフォアアフターもお見せしました。
私の写真については、左の2つの写真は20代のころの身分証明写真で、真ん中が2012年、右が2015年ごろのものです。
2019年現在で「アフター」の写真よりもまた変わってしまってますが(年とったのと)ご了承ください。ただ、身分証明写真はだれしもあんまり写りがよくないことは置いておいて、真ん中の写真はカメラマンに「笑って」と言われて一生懸命笑っているにも関わらずここまでしか笑えてないというところに着目ください。
なぜ、コミュニケーションパターンを変えると顔が変わるのか、自分なりに考えてみました。
どうやら言いたいことを言ってないと、口が「への字」になるらしい。
ボイスのプロの人に聞いて実感したのですが、愚痴ばっかり言っている人って実際に口の形が笑ってないようです。(笑っている口の形=あいうえおの「え」)
実際に口をすぼめて喋っていると、声質が暗く聞こえます。(笑っている口の形=あいうえおの「お」とか「う」)
時々、ある人が陰口を言っているところを見ると、確か口がすぼまってました。なぜかは分かりませんが、私も言いたいことが言えてない時、見事口の形がへの字で口角が下がっていました。
また、口を開けたくても開かなかったのを覚えています。
時々、口が開いていなくてもごもごしゃべっていると注意されたのですが、どう頑張ってもそれ以上開かないし、開けるとすごく心地悪かったのを覚えています。
ボイストレーナーにも言われたのですが、喉も文字通り締まっていました。話す時に、無意識に喉に力がはいり声が出にくい状態で絞り出していたので、声が出ていませんでした。
周りの人の話を聞くようになったので、髪型服装が変わった
前は髪型や服装に関してなにかネガティブなコメントをされると、個人的に受け取り傷ついたりでそこで自己完結していました。
相手がどんなに親切心で言ってくれていても、私の方が批判されたと感じていました。
アサーションを学ぶようになってから、他人からのフィードバックをうまく受け取り自分の中で役に立つ情報として取り込んだり、自分から進んで意見を聞けるようになりました。また、ごく単純に美容院やモールなどで、自分の好みを伝えられるようになったので髪型や服が良くなったということもあります。(もちろん、まだまだよく改善の余地ありますが。)
まだご覧になってない方は、こちらのビデオをどうぞ。
そしてアサーションを学びたい方は、まずは下の無料講座で学んでみてください。